オミクロン株により、新型コロナウイルスの新規感染者数が爆発的に増加しつつあるなか、自分の近くに新規感染者がどれだけいたのかを確認することができるWebツール「COCOAログチェッカー」が公開されています(ITmedia)。
このツールは、iOS/Androidの設定アプリから閲覧できる接触通知のログデータを解析し、約2週間の間にCOCOAの新規陽性登録者が付近にいた可能性がある記録を表示するというもの。クライアントサイドのJavaScriptで解析を行っているため、ペーストしたログデータが外部に送信されることはないとされています。
実際に使用するには、iPhoneやAndroidスマホの設定アプリから、接触通知ログを書き出し、スマホでCOCOAログチェッカーを開き、「ログファイルをペーストしてください」という欄に貼り付け「チェックする」ボタンを押します。
ITmediaによると、公式のCOCOAアプリで陽性者との接触が確認されない場合でも、ログチェッカーで、14件の新規陽性登録者が周囲にいた記録があったと表示されたそうです。
陽性者の近くにいたとしても、必ずしも感染するわけではないものの、危機感を高めるために使って欲しいと開発者の方はコメントしています。