iPadやiPhone、AndroidデバイスをPCやMacのセカンドディスプレイとして活用することができる「Duet Display」が更新し、特にMac版で「ワイヤレス性能の大幅な向上」が実現したことがわかりました(9to5Mac)。
CEO兼共同設立者のRahul Dewan氏は、Duetのパフォーマンス向上は「ネットワークプロトコル」を一から設計し直したことに起因し、ローカルワイヤレス設定や、リモートアクセスでも超低遅延を実現すると説明しています。これによって、Duet は「より多様なコンピュータに最適化」され、「ハードウェアアクセラレーションをかつてないほど活用」することができるようになったとのこと。
Duet for Mac 2.4.2.1 のリリースノートは以下の通りです。
- macOS 10.15以降でワイヤレスパフォーマンスの大幅な改善
- Androidのプロトコルを再設計し、可能な限りパフォーマンスを向上させ、高解像度化を実現
- macOS環境のリアルタイム処理による性能向上
- 最新のMacで動作させた場合のサポートの改善
- 安定性の向上といくつかのクラッシュの修正
Duet Displayの基本機能は14.99ドルの買い切り価格で利用可能で、より高度な機能を提供するDuet Airは、1週間無料で試用でき、その後は24.99ドル/年のサブスクリプションライセンスで提供されています。HP EnvyとSpectre PCにはDuetがプリインストールされていて、より簡単にiPadをセカンドディスプレイとして活用することができます。