Microsoftは3月19日、「Internet Explorer 11 desktop app retirement FAQ」を公開し、Internet Explorer 11のサポートが2022年6月15日に終了すると注意換気しています(gHacks)。
Internet Explorerは、より安全でモダンなWebエクスペリエンスを提供するMicrosoft Edgeで置き換えられ、レガシーなIEベースのサイトやアプリに対しては、Microsoft Edge with Internet Explorerモード(以下IEモード)が互換性のために提供されます。IEモードは、Internet Explorer固有の技術に対応するもので、企業システムなど、Internet Explorer専用に作成されているWebサイト・
アプリなどを継続して使用するために提供されます。
今後、Windows 10の一部のバージョンでは、2022年6月15日にInternet Explorer 11(IE11)のデスクトップアプリケーションのサポートが終了し、その後ユーザーがアクセスしようとすると、Microsoft Edgeにリダイレクトされるようになります。ただしInternet Explorerのファイルは、IEモードに必要なため、サポート終了後もデバイスから削除されることはありません。
Windows 7、Windows 8.1、Windows 10 Server LTSC/SAC、Windows 10 client LTSCなどはリタイアの影響を受けません。
またIEモードのサポート終了は以下の通りとなっています。
Internet Explorerの利用シェアは長期減少傾向にあり、Statcounterの調査によると、最新の調査でシェアは0.47%(1年前は0.81%)とかなり低くなっています。