Fedora 36がリリース - 多数の新機能を搭載したパワーユーザー注目のバージョンに

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Linuxディストリビューション「Fedora」の最新版「Fedora 36」が5月10日に公開されました(Phoronix)。メインの Fedora Workstation以外にも、Fedora Server、Fedora IoT、Fedora CoreOS、他のデスクトップ環境を提供するFedora Spins、特定のユースケースに合わせて作られたFedora Labsも更新されています。

新バージョンでは、Fedora Workstationのデフォルトのデスクトップ環境としてGNOME 42が採用されています。GNOME 42では入力処理の大幅な改善により、入力レイテンシーの低減や、システム負荷時の応答性の向上を実現し、特にゲームやグラフィックアプリケーションに有効とされています。Nvidiaのプロプライエタリグラフィックドライバを使用する場合、Waylandセッションがデフォルトとなり、ユニバーサルダークモードへの対応や、スクリーンショット撮影のための新しいインターフェイスの導入も行われています。

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開発者向けには非常に新しいGCC 12コンパイラスタックが採用されていることが注目されます。他にも、Autoconf 2.71、Glibc 2.35、LLVM 14、Ruby 3.1、Ruby on Rails 7.0、PHP 8.1、Ansible 5、Django 4.0、LXQt 1.0、PostgreSQL 14、Stratis 3.0OpenJDK 17など各ソフトウェアの更新版が採用されています。

Fedora 36のダウンロードはこちらから、まアップグレードガイドも準備されています。

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