プログラム開発者向けに最適化されたgrepライクツール「ack v2.0」がリリースされました。個人的には使った事がなかったのですが、公式サイトにackを使う理由として、以下の5つの特徴が挙げられています。
- 高速検索。
- より良い検索。デフォルトで.git/.svnなどの不要フォルダを除外した階層検索をおこなう。
- ソースコード向の設計。
- ハイポータビリティ(Perlで記述されているのでWindowsで動かすことも容易)
- フリー&オープン。
なかなか良さそうですね。
インストールは簡単そう
インストールに書かれていますが難しい手順は必要ありません。例えばHomebrewの場合以下のコマンドで一発です。
$ brew install ack
Linuxの場合、ackという名前の漢字変換プログラムが存在するため、ack-grepという名前のパッケージになっている事もあるみたいです。
使用方法も簡単
基本的な使い方は簡単。検索したいフォルダに移動してパターンを入力するだけです。
$ ack test
これだけで「grep -r test *」相当(以上)のことをしてくれるのでありがたいです。grepと比較して高速だし、検索結果がカラフルでみやすいのでなかななかよさそうです。
詳しい使い方以下のリンク先などが参考になるかと
ack 2の変更点は、オプションの追加削除などいろいろあるみたいですが、基本的な使い勝手は変わってないと思います。