Microsoftの最新のオペレーティングシステム「Windows 11」は、互換性があるハードウェアを搭載しているWindows 10 PCからは無償でアップグレードすることができます。
ライセンスが付属していない新しいPC(自作PCなど)や、仮想マシンでWindows 11を使用する場合、Microsoftや代理店などから、ライセンスキーを購入する必要がありますが、Windows 11 Homeの価格は1万5千円、Windows 11 Proの価格は2万円越えとかなり高価です(Amazon.co.jpの場合)。
幸い、Windows 11のライセンスキーを持っていない場合、2022年12月現在でも、Windows 7/Windows 8.1/Windows 10などの古いWindowsのプロダクトキーを利用し、Windows 11をアクティベートすることができるようです(Neowin)。
手順は以下の通りです。
- Windows 11の起動可能なインストールメディアをRufusやメディア作成ツールを使用して作成する。
- インストール時にプロダクトキーの入力が求められた場合はスキップする。
- Windows 11のインストールを進める。
- セットアップが完了したらコンピューターをインターネットに接続し設定アプリを開く。
- 「システム > ライセンス認証」で「プロダクトコードの変更」をクリック。
- Windows 7/8.1/10のキーを入力し、アクティベートする
Windows 7/8.1ユーザーへのWindows 10への無償アップグレードの提供は、1年間限定とされていましたが、期間経過後も特に対策は行われておらず、Windows 10だけでなくWindows 11への直接アップグレードも可能なままとなっているようです。
なお、テスト用のWindows 11仮想マシンを準備したい場合、有効期限付きではあるものの、Microsoftの公式サイトから無料でダウンロードすることができます。