
1990年代のMacユーザーなら、「After Dark」を一度は目にしたことがあるかもしれません。CRTモニターの焼き付き防止と、遊び心を両立させた人気のスクリーンセーバーアプリで、Flying ToastersやFish、Starry Skylinesといった名作スクリーンセーバーを収録していました。
残念ながらAfterDarkを現代のMacで動かすのは簡単ではありません。古いハードウェアあるいは、クラシックMac OSのエミュレーターが必要で、設定も面倒でしたが、そんな状況を一変させる新プロジェクト「Afterglow」が登場して注目を集めています。
Afterglowとは何か
Afterglowは、Jeff Halter氏が開発したAfter Dark専用エミュレーターです。クラシックMac OS全体を再現せず、オリジナルの68kコードを直接動かすための軽量エミュレーターとして設計されており、ROMも不要という特徴を持っています。macOS向けスクリーンセーバーモジュールが同梱されており、取り込んだAfter DarkモジュールをそのままMacのスクリーンセーバーとして設定できます。

以下のような便利な機能を搭載しています。
- モジュールごとの操作パネル
- フルスクリーン表示
- ランダム再生
- 複数モジュールの連続再生
- 3Dボックスアート表示
- CRT風シェーダー
- リソースインスペクター
- DrawMorphエディター
特にCRTシェーダーは、当時の雰囲気を再現したいユーザーには嬉しいポイントでしょう。
モジュールは自分で用意する必要あり
Afterglow自体にはAfter Darkのモジュールは含まれていません。公式サイトでは、モジュールの入手方法や取り込み手順が案内されています。著作権の関係で同梱できないものの、入手方法が明確に示されているため、復刻体験は比較的容易です。
まとめ
Halter氏は、After Darkを「芸術作品」と表現しています。単なる懐古ではなく、ソフトウェア保存の観点から、オリジナルの体験を未来へ残すことを目的にしています。
「Flying Toastersをもう一度見たい」「あの頃のMacの雰囲気を味わいたい」というユーザーにとって、待望のプロジェクトと言えるでしょう。
[via 9to5Mac]
