Mac用の人気アプリケーションランチャー「Alfred」のメージャーバージョンアップ版「Alfred 3」がついにリリースされました(公式ブログ、Lifehacker、iDownloadBlog)。現在公式サイトより最新版のインストールパッケージをダウンロードすることができます。
Alfred 3はこれまでと同様基本無料で使用できますが、Powerpackと呼ばれる有償のライセンスを購入することで全ての機能が解放され、さらに便利な機能が利用可能となります。
Alfred 3ではワークフローや、クリップボード、スニペット、テーマなど多数の機能が強化されるとともに、内部的な改良によってパフォーマンスも向上し、スムーズな操作感を実現してます。
以下詳細など。
Workflowの改良
Alfredの目玉機能であるWorkflowはこれまでよりも柔軟性が向上。レイアウトの自由度が向上して、全てのオブジェクトが接続可能となりました。Workflowオブジェクトにノートを追加したり、色を割り当てたりできるようになったことで、開発効率の向上が期待されます。
またFilter、Transform、Replaceといった便利なユーティリティオブジェクトが追加されています。これらはJSONや引数、変数によって動的に設定を変更することができます。
Workflowのサンプルやドキュメントはヘルプから辿ることができます。
クリップボードの改良
クリップボード機能も強化され、テキスト以外に画像やファイル、色のようなマルチメディアコンテンツにも対応しています。
保存されたクリップボード履歴は文字を使って検索したり、スクロールすることで素早くアクセスすることができます。
テキスト展開
スニペット機能はインラインのテキスト展開が可能となり大幅に機能が向上しました。
キーワードとそれに対応したテキストをあらかじめ登録しておくと、キーワードを入力するだけでテキストを貼り付けることができる機能です。
クリップボード履歴からCmd + Sによって直接保存することが可能で、また別途管理画面を使って整理することもできます。
テーマの刷新
テーマエディタには簡単にサイズを設定したり、フォントを設定したりできる機能が追加され、これまでより独自テーマが作りやすく改良されています。
まとめ
既存のPowerpackユーザーに対してはライセンスのディスカウントも行われています。詳細はAlfred 3: Getting Startedでご確認ください。
少し高いですがAlfredが気に入っている方はライフタイムアップグレードが可能な「Mega Supporter」を購入するのもありだと思います!
Alfred | https://www.alfredapp.com/ |
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ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/6543-alfred |