Evernoteのデータを扱うことができるMac用の互換ノートアプリ「Alternote」がリリースされています。
Alternote — the Beautiful Note-taking App for Evernote
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥600
Evernoteのデータを扱うことができる、Markdown風シンタックス対応の高速ノートアプリ。
Alternoteは、Evernoteとシームレスに同期することが可能なノートアプリ。選択したノートブックだけを同期できるので、公式Evernoteアプリよりも同期時間が短くてすむ可能性があります。
また、エディタ部はWYSIWYGのほか、Markdown風の簡易記法をサポート。書くことに集中できる「Distraction-free」モードを搭載し、カラーテーマを選択することもできます。
現在リリース記念ということで、通常価格より安い価格で販売されています。早速購入して試してみました。
使用方法
初回起動時Evernoteアカウントと連動させる必要があります。
「Log in with Evernote」をクリック。
Evernoteのユーザー名とパスワードを入力し、Alternoteを承認します。
Evernoteのノートが大量に存在する場合、同期するノートブックを選択したほうが同期が速く終了します。今回は3つのノートブックだけ同期することにしてみました。
3ペイン式のオーソードックスな構成
同期が終わると見慣れた3ペイン形式のノートアプリが起動します。左側がノートブックのリスト、真ん中が選択したノートブックの中に含まれるノート一覧、右側がノートの内容となっています。真ん中にある「+」ボタンをクリックすると新規ノートを作成することができます。
エディタ部
テキストを打ち込んで、マウスで範囲を選択すると、ポップアップメニューが表示され、ボールドやイタリック、見出し、リンク、箇条書き、チェックリストなどの書式を設定することができます。
プロパティでMarkdown風シンタックスの展開をオンにしてあると、「* 箇条書き」とか「# 見出し」と入力することで、箇条書きや見出しを入力することができます。Markdown入力になれている方はこちらの入力方法のほうが素早く入力できるかもしれません。
「Expand Markdown-like syntax」(デフォルはオン)。
ナイトモード
エディタ部右上の「A」アイコン、もしくは「View > Toggle Night Mode」より、カラーテーマをナイトモードに変更することができます。
ダークテーマが好きなかたにも嬉しい配慮です。
Distraction-freeモード
エディタ部右上のアイコンをクリックすると「Distraction-free」モードを使うことができます。このモードを発動すると、エディタ部だけが表示され、書くことだけに集中することができます。
まとめ
Alternoteは、シンプルで素早くメモをとることに特化したEvernote互換アプリとして、今年始めから行われていたベータテストの時点で早くも人気アプリとなっていました。今回正式リリース記念としてセール価格となっているようですので、気になっていた方は購入してみると良いと思います。
公式EvernoteアプリのUIや挙動に不満を持っている方はAlternoteを試してみる価値はあると思います。