グレッグ・イーガンといえば言わずと知れた現代SF最高の作家の一人。その容赦ないハードな作風は軟弱なSFでは満足できないコアなファンをひきつけてやまないものとして知られています。このグレッグ・イーガンのSF小説がAmazonのKindleストアにようやく登場しました。
記憶や人格をソフトウェア化できる世界を描いた話題作「順列都市」、短篇集の「しあわせの理由」や「ひとりっ子」、最新作「白熱光」他、一気に電子化されています(東京創元社から出ている、宇宙消失と万物理論はまだみたいですけど)。
個人的はよくわからないまま手放してしまった「順列都市」をもう一度じっくり読んでみたいです(汗。人格をソフトェア化して再現することが本当に可能かどうか…ソフトウェア化された自分の意識は継続しているのか…など特にソフトウェア技術者が読むと興味をひかれる部分が多いのではと思います。