Phoronixが最新プロセッサ「AMD Ryzen 7800X3D」を搭載したPCで、LinuxとWindows 11のベンチマークテストを実施し、Linuxの方が明確に優れた結果を記録した事がわかりました(Neowin)。
今回のベンチマークは以下の環境を使用し、Windows 11 ProとUbuntu 23.04との比較が行われています。
- AMD Ryzen 7 7800X3D
- ASUS ROG CROSSHAIR X670E HEROマザーボード
- 2x 16GB DDR5-6000メモリ
- AMD Radeon RX 7900 XTXグラフィックス
- 2TB Solidigm P44 Pro NVMe SSD
合計80のテストが実施され、72のベンチマークでUbuntuがWindows 11 Proを凌駕しています。例えばGeoMeanではWindows 11のスコアが50.62であったのに対しUbuntuは53.98で、全体としてはLinuxが約7%高速でした。
AMDは、16コアの7950X3Dと12コアの7900X3Dを最初にリリースし、その後8コア版である、Ryzen 7 7800X3Dをリリースしました。前世代のRyzen 7 5800X3Dと同様に、7800X3Dは最高のゲーミングCPUの1つであることが確認されつつあります。