「Android N」のデベロッパープレビュー版が公開 - マルチウィンドウ、Java 8サポートの改善

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米Googleは3月9日、次世代Android「Android N」の開発者向けプレビュー版「Android N Developer Preview」を公開しました(9to5GoogleTechCrunch日本版)。今回公開された"N"プレビュー版には、アップデートされたSDKとともに、Androidエミュレーター、Nexus 6、Nexus 5X、Nexus 6P、Nexus Player、Nexus 9、Pixel Cで実行可能なシステムイメージが含まれています。

Android NはAndroidのメジャーバージョンアップ版として多くの新機能やAPIが追加される予定となっています。

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最も注目の機能はMulti-windowのサポートで、iOS 9のiPadで導入された分割ウィンドウのようにアプリをサイドバイサイドで実行する事が可能となっています。ただしMulti-windowはタブレットだけに限定されずスマートフォンでも実行可能なところが異なります。動画を見ながら作業できるpicture-in-pictureモードも実現されています。

また通知に対して直接返信可能な「Direct reply notifications」機能や、同じアプリからの通知をまとめることができる「Bundled notifications」機能による通知の改良、バッテリー持続時間を延ばすためさまざまな試みも行われています。

開発者にとって見逃せないのはJava 8サポートの改善です。 Jack compilerの採用により、lambdaを初めとするJava 8の言語機能が多数利用可能となりました。lambdaにより例えばイベントハンドラの実装に必要となる多数のインナークラスの削減が期待されます。

Googleは開発者向けプレビュー版を「作業中」としながらも、開発者からのフィードバックを早期に得るために公開したと説明。OEM向けの正式リリースは2016年夏ごろに、パブリックベータの公開は2016年の終わり頃に予定されています。

プレビュー版が動いている様子を実際に確認したい方は9to5Googleが公開した以下の動画をどうぞ。

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