Apple、macOS High Sierraで導入されるAPFSのサポート文書を公開

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macOS High Sierraでは全く新しいファイルシステムApple File System(APFS)が導入されます。 高速でセキュアなファイルシステムとして期待を集めているなか、Appleは8月21日、「Prepare for APFS in macOS High Sierra」と題した、APFSを準備するためのサポート文書を公開しています(AppleInsider)。

文書によるとAPFSはmacOS High Sierraのデフォルトファイルシステムで、フラッシュストレージ向けに最適化されているようです。

このためmacOS High Sierraにアップグレードする際、フラッシュストレージでは自動的にAPFSに変換されますが、HDDやFusionドライブでは変換されないとのこと。もちろんAPFSに変換しないことも可能です。

APFSの互換性は以下の通り:

  • HFS+フォーマットのデバイスは、APFSフォーマットのデバイスから読み書き可能
  • APFSフォーマットのデバイスは、他のAPFSフォーマットのデバイスや、macOS 10.12.6以降のHFS+フォーマットデバイスから読み書き可能

例えばAPFSでフォーマットしたUSBデバイスは、macOS High Sierraから読み出すことができますが、OS X El Capitan以前のバージョンでは読み出せないようです。

そのほかFileVaultや、Boot Camp、ファイル共有、Time Machineなどに関する情報も掲載されています。APFSをいち早く導入したいと考えている方は確認しておいたほうがよさそうです。

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