一般にmacOSではアプリをインストールする場合、.appファイルをアプリケーションフォルダにコピーするだけですますことができます。
反対にアプリをアンインストールする場合、アプリケーションフォルダから.appファイルを削除するだけですますこともできますが、より完全を期したい場合、専用のツールを使用すると便利です。
本日紹介する「AppCleaner」は、そのような場合に利用できるmacOS用のアプリのアンインストールツールです。
アプリの本体ファイルをドラッグ&ドロップすると、アプリ本体と共にアプリが使用する設定ファイル等をリストアップしてくれるので、それらをまとめて削除することができます。
ディスクスペースを空けたい方、コンピュターを常にクリーンに保っておきたい方におすすめのアプリです。
以下具体的な使用方法を説明します。
AppCleanerの使用方法
AppCleanerの公式サイトより使用中のmacOSに対応したzipファイルをダウンロードします。記事執筆時macOS 10.10〜10.13までに対応するのは最新版のVersion 3.4となっています。
中に含まれる「AppCleaner.app」をアプリケーションフォルダにコピーして実行します。
▲使い方は簡単で、削除したいアプリの.appファイルをAppCleanerのメインウィンドウにドラッグ&ドロップするだけです。
例えば1Passwordをドラッグ&ドロップすると以下のような画面が表示されます。
▲アプリ本体のほか、~/Library以下に存在する.plistファイルなどがリストアップされている事がわかります。確認して本当に削除して良さそうならば「Remove」ボタンをクリックして削除できます。
なお設定ファイルなどを削除すると、再度アプリをインストールし直した場合に、以前の設定が復元できなといった弊害も予想されます。将来的にそnアプリを再インストールする可能性がある場合、.appファイルの削除だけに留めておいたほうが良いかもしれません。
まとめ
macOSにはこの手のアプリアンインストールツールは多数存在しますが、AppCleanerは無料でかつ最新のmacOS 10.13にも対応していることから使いやすいツールだと思います。
アプリをスッキリ削除したい方におすすめのアプリです。
タイトル | AppCleaner | |
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公式サイト | http://freemacsoft.net/appcleaner/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7081-app-cleaner | |
説明 | Macアプリの関連ファイルまでまとめて完全アンインストールすることができるアプリ。 |