バッテリーは劣化を避けることはできませんが、iPhoneやiPad、MacBookなど、Appleが販売する最近のデバイスは、バッテリーを簡単に取り外して交換できる構造にはなっていません。
このためバッテリーをできるだけ劣化させず大切に使用することが大切となっており、Appleも公式ドキュメント「バッテリーの駆動時間と耐用年数を最大限に延ばす」でその方法を具体的に解説しています。
バッテリーの全般的なヒントから、iOSやApple Watch、MacBookなどデバイスごとのヒントまでApple製品のユーザーにとって必見の情報となっています。
目次
極端な周囲温度をさける
同ドキュメントの「全般的なヒント」としては、以下のような項目が掲載されています。
- 最新のソフトウェアにアップデートする。
- 極端な周囲温度を避ける。
- 充電中は特定の種類のケースを取り外す。
- 長期保管する時は、50%充電してから。
最適な動作温度はiOSデバイスの場合0度〜35度、MacBookの場合10度〜35度で、35度以上の周辺温度にさらすとバッテリーが回復不能なダメージを受ける場合もあるとのこと。
長期保管する場合も50%充電し、32度以下の涼しい環境で保管するのが良いそうです。
バッテリーは過放電や過充電がよくないといわれますが、周辺の温度も大きな影響を与えていることがわかります。夏場35度以上になることも多い最近の日本の環境は注意が必要といえそうです。
まとめ
同ドキュメントではiOSデバイスやApple Watch、MacBookごとのデバイスの設定に関しても詳しく説明されています。Apple製品のバッテリー寿命が気になる方は参考にしてみてはいかがでしょうか。