Appleが1976年に販売開始した「Apple I」。歴史的な機械ですが、現在世界中を探しても、実際に動かすことができるマシンは6台しか存在しないと言われています。
この貴重なApple Iをリストアし実際に動かしている様子を撮影したHD動画がYoutubeにて公開されていました。
撮影に使われたApple Iは、6台のMacの中の1つで、1993年に一度リストアされ、2012年に、動画の撮影者によって動作可能な状態に復活されたもの。ASCIIキーボードや、モニターや、電源や、ACI (カセットインターフェイス)が取り付けられています。
動画ではカセットテープからBASICプログラムをロードし、グラフィカルなテストプログラムを実行する様子が鮮明に撮影されています(6:30)。あとは、モニターがSANYO製だったり、カセットテープにAppleロゴがしっかり入っていたりするところも見どころでしょうか。
「Apple I」ともなると、さすがにリアルタイムに知っている人は少ないかもしれませんが、コミックの「スティーブ・ジョブズ(2)」にちょうど出てくるマシンです。二人のスティーブがどういう思いを込めて作り上げたマシンだったのか、確認してみるとおもしろいかもしれません。