MacBookやMacBook Proではバタフライ構造を採用した薄型のキーボードが採用されています。
公式サイトによると第2世代のバタフライキーボードは、従来のシザー構造よりもキーの安定性が4倍向上し、快適な使い心地を実現すると説明されていますが、薄型ゆえにか、わずかなホコリによって正常に動作しなくなる場合があると主張するユーザも存在します。
ということで、これに対応するためか(?)、Appleは「MacBook や MacBook Pro のキーボードのお手入れ方法」と題した、MacBook(2015以降)やMacBook Pro(2016以降)用のキーボードの掃除方法を説明する公式ドキュメントを公開しています。
Appleがどのような掃除方法を推奨しているのか、バタフライキーボード採用のデバイスを所有している方だけではなく、全てのキーボードユーザーが一見の価値がある文書といえるでしょう。
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75度の角度で保持してエアダスターを使用
Appleのドキュメントによると、キーボードの違和感を解消するために、エアダスターを使用し、以下の手順でスプレーすると良いとのこと。
エアダスターのストローの先端は1cm強離ほど離して勢いを調整し、逆噴射しないように注意する必要があるそうです(個人的な経験では、ストローが外れないようしっかり固定できているか確認しておくとよいと思います)。
手順は以下の通り:
- 75 度に傾けてMacBookを保持。
- ディスプレイが上の状態でエアダスターをキーボード全体もしくは問題の箇所だけにスプレー。左から右に。
- ノートを右側傾けた状態で再び左から右にスプレー。
- ノートを左側に傾けた状態で再び左から右にスプレー。
該当のMacBookやMacBook Proユーザーでなくても、キーボードにごみが詰まって違和感を感じる場合、同じ方法を試してみると問題が解消する可能性はありそうです。キーボードの違和感に悩まされている方は参考にしてみてはいかがでしょうか。