Appleが、2022年5月をもって「iCloudの書類とデータ」サービスを終了し、「iCloud Drive」へ移行する計画を進めていることが先週末に公開されたサポートドキュメントから明らかとなりました(MacRumors)。
これらのサービスはアプリのデータをバックアップするという基本的な機能は同じものの、iCloudの書類とデータは煩雑で、ユーザーにとって使いやすいものではありませんでした。iCloud Driveはより使いやすく、すべてのデバイスでファイルアプリを通じてファイルや各種コンテンツにアクセスすることができるというメリットを持っています。
来年の5月からiCloudの書類とデータに保存されたデータは、自動的にiCloud Driveに移行されますが、統合が行われた後、ユーザーは自分のファイルを使用するため、iCloud Driveを手動で有効にする必要があります。
2022 年 5 月をもって、iCloud の書類とデータ (従来の書類同期サービス) はサービスを終了し、完全に iCloud Drive に移行する予定です。iCloud の書類とデータをご利用のアカウントは、サービス終了日以降は iCloud Drive に移行します。
iCloud の書類とデータサービスをご利用の場合は、以下の手順にそって iCloud Drive を有効にしておかないと、ファイルを見ることができなくなります。iCloud Drive にアップグレードしても、保存してあるファイルが消費する iCloud ストレージの容量は変わりません。
iCloud Driveは、Appleデバイスの間でファイルや文書を同期するための機能として、2014年に発表されました。iOSやiPadOSデバイスでは「設定 > iCloud」からこの機能を有効にすることができます。