AppleはM2 MacBook Airで、USBとThunderboltポートの制御を担うIntel製コンポーネントをカスタムメイドのコントローラで置き換え、MacからIntelコンポーネントを完全に削除していた事がわかりました(MacRumors)。
修理業者iFixitは先日、M2 MacBook Airの分解を行いました。その際はあまり注目はされなかったものの、これまでのMacとは異なり、USBとThunderboltポートにカスタムメイドのコントローラーが導入されている事がわかったとのことです。iFixitは分解レポートで、「Intelチップの代わりにApple製のThunderbolt 3ドライバ」を見つけたと指摘するだけでしたが、以下ツイートによって改めて注目を集めています。
No more Intel Inside!@iFixit reveals Apple finally replaced the last vestige of Intel in their M2 MacBooks. Gone are Intel's JHL8040R USB4 retimers, replaced by a pair of custom U09PY3 retimers! pic.twitter.com/YwYet9YxDl
— SkyJuice (@SkyJuice60) July 25, 2022
置き換えられたコントローラーがAppleによるカスタムメイドなのか、サードパーティによるものなのかなど、詳細はほとんどわかっていません。昨年、BloombergのMark Gurman氏は、Appleが「最後に残ったIntelの部品を自社製に置き換える」予定であると報じました。M1 Macの中にはまだIntel製の部品が残っていますが、着々と計画が進んでいることがわかります。