Appleシリコンへの早期の対応が望まれていた「Docker」の初期バージョンが、M1 Mac上で動作していることが確認されました(AppleInsider)。
DockerのエンジニアリングVPであるJean-Laurent Morlhorn氏は、開発者のDave Scott氏のツイートを引用し、M1 Mac上で動作するDockerのバージョンが存在することを示しています。
It’s alive ! Super early version of docker desktop running on Apple Silicon. No publicly available build yet. https://t.co/Djug9s5Id6
— Jean-Laurent Morlhon (@morlhon) November 28, 2020
なお、Morlhorn氏はスクリーンショットに対し「Apple Silicon上で動作するDocker Desktopの超初期バージョンである」とし、「まだ公開されているビルドはない」とコメントしていることから、ユーザーがM1対応のDockerを試すことはまだできないようです。
Dockerは多くの開発者が使用するコンテナ仮想化ツールですが、Rosetta 2を使ってDocker DesktopをM1 Mac上で動かすことはできず、ネイティブな対応が待たれています。M1 Macに関しては、他にもElectronや、Parallels、VMwareなど各種ソフトウェアの対応が進められています。