Appleは11月11日午前3時(日本時間)からスペシャルイベントを開催し、Apple Siliconを搭載した新型のMacを発表すると見込まれています。
Apple Siliconを搭載したMacは、iPhoneやiPadと同じプロセッサを搭載し、理論的にはiOS用アプリがそのまま動作することが期待されていますが、実際はそこまで単純な話ではないかもしれません。主要なiOS用アプリのいくつかはMac App Storeで公開されないだろうと予想されている事がわかりました(9to5Mac)。
9to5Macの調査によると、一部の大手iOSアプリ開発者はApple Silicon搭載Mac向けに、Mac App StoreでiOS用アプリを提供しないことを選択していることがわかったとのことです。
例えばGoogleは、GoogleマップやGoogleドライブ、Gmailアプリ、YouTubeアプリなどの各種iOSアプリをMac App Storeには提供しないことを決定しているそうで、他にもSnapchat、Amazon Prime Video、Disney+といったアプリや、Candy Crush、Among Us、Real Racing 3といったゲームがMac App Storeでは利用できなくなっているそうです。
ただしこれらの開発者が、アプリがApple Silicon Macで正常に動作することを確認するまで、一時的にMac App Storeからアプリを削除している事も考えられ、今後永久にiOSアプリの提供が行われないということを意味していないのかもしれません。
iPhoneやiPad向けアプリと比べると、Mac用アプリは数が少なく、Mac App Storeも比較的活気にかける状況ですが、Apple Silicon搭載Macでこの状況が一気にに変わることになるのでしょうか。