Apple、長文で従業員に対しリークを警告 過去には逮捕者も

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Appleの新製品は世界中から注目を集めることもあり、事前にさまざまな「リーク情報」がインターネット上に公開されるのが通例となりつつあります。リーク情報の中には情報源がApple関係者とされる正確な情報が含まれることもありますが、Appleがこの対策として従業員に対し、社内ブログにリークを警告する長文記事を掲載していたことが分かりました(MacRumors)。

Bloombergが入手した内部文書によると、Appleは2017年に29人のリーカーを捕まえ、そのうちの12人は逮捕されたとのこと。Appleは「これらの人々は仕事を失うだけでなく、他の場所で仕事を見つける場合にも困難に直面する可能性がある」とリークに対して警告を発しています。

メモにはリークの具体例として、iPhone Xの詳細情報や、iOS 11 GMに関する情報、既存の機能の向上に焦点を当てるとされるiOS 12の新機能の詳細な説明など、機密データがメディアに漏洩した例が詳細に記載されています 。

Appleは従業員に対し、公開前の製品情報をリークすることで、現行モデルの売上に影響を与え、新製品が発売されたあとに売上を減少させ、競合他社に類似製品を製造する時間を与えることになると、リーク者以外が被るデメリットも説明しています。

今年もWWDC 2018や新型iPhoneの発表回など、新製品発表イベントが控えるなか、リークが止まることになるのか注目を集めそうです。内部文章の全文がBloombergに掲載されていますので、興味のある方はこちらでご確認ください。

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