店頭販売が始まったばかりのApple Watchに早くも新型の噂が流れています。9to5MacのMark Gurman氏は、Appleの計画に詳しい複数の情報筋から得た情報として、ビデオカメラを搭載し、Wi-Fiが改善された「Apple Watch 2」が2016年に登場すると報じています(MacRumors、Cult of Mac、CNET Japan)。
FaceTimeカメラ
このレポートによると、ビデオカメラはトップベゼルに埋め込まれ、FaceTimeを使った通話(発進/着信)に使用可能。WWDCで発表されたwatchOS 2のFaceTimeオーディオ通話機能に加え、FaceTimeのビデオ通話が使用可能になると見られています。着信時には受け取り/拒否することが可能なうえ、iPhoneに受け渡すこともできるようです。
Wi-Fi強化
またWi-Fiチップも強化され、よりiPhoneフリーのデバイスとなることが予想されています。テキストメッセージや、メールの送受信、気象データの更新など、ほとんどのことが単体で実行可能になり、なくしたApple Watchを探し出すことができる、Find my Watch機能が使えるようになるとも言及されています。
バッテリー持続時間はほぼ同じ
ただし、残念ながらバッテリー持続時間は、初代Apple Watchとほぼ同じとみられています。レポートは、Appleが市場調査を行い、顧客がApple Watchのバッテリー持続時間にほぼ満足していることから、バッテリーは改善されず、その分ほかの新機能の開発にリソースを割く予定であると主張しています。
新モデル
Appleはまた、Sport / Steal / Editionモデル以外の新モデルの追加を調査しているようです。このモデルは、Apple Watch(通常版)とApple Watch Editionの間である、1,000ドル〜10,000ドルの価格帯になるとみられています。
想定の範囲内か?
Mark Gurman氏といえば、12インチMacBookのスクープを発表したことでも有名で、この情報も単なる噂ではなく、真実である(あるいは真実が含まれている)可能性はかなり高そうです(ただし、レポートにはApple Watch 2の解像度、プロセッサ、RAM容量情報等は含まれておらず、さすがに漠然とした情報ではありますが)。
iPadからiPad 2になった時と同じような大きな機能強化がApple Watch 2でも行われるのか、今後の情報に注目が集まりそうです。