次世代のApple Watchである「Series 3」は、LTE通信機能を搭載し、単体でインターネット接続が可能であると予想されています。
そのような中、おなじみKGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏が、このApple Watch Series 3に関し、LTE通信機能は採用されるものの音声通話は利用できないなどとする新たなレポートを公開していることが判明しました(MacRumors)。
Kuo氏は音声通話機能の搭載は、実現性が高い機能としながらも、まず最初に取り組むべき課題としてデータ通信機能の搭載があるだろうと予測しています。ただしSkypeやFaceTimeのようなアプリによって、VoIPサービスは利用できる可能性があるとのこと。
また内部スペースの問題から、従来の物理SIMスロットではなく、リモート操作でSIMの事業者情報を変更できるeSIMの採用が有力であるとも予想。通信に必要なベースバンドチップに関しては、Intel製ではなく小型で消費電力のQualcomm製が採用されると見込んでいます。
最後にAndroid向けのコンパニオンアプリの作成は現段階では困難で、Androidサポートは引き続き行われないと主張しています。