Apple Watchに使われているサファイアガラスやIon-Xガラスは、擦り傷に対し高い耐性を示すことが証明されています。一方、Apple Watch(ノーマルエディション)で使われているステンレス筐体は、結構簡単に擦り傷がつくようで、ネット上で多くのユーザーが不満を漏らしている様子。
9to5Macは、Apple Watchで使われているステンレス素材「316L」は、魔法の素材ではないので、傷がつくことは十分に考えられるが、自分で5ドルほど使って修復することができるとして、実際に擦り傷を修正する様子を撮影した動画「Apple Watch SCRATCHES + FIX! 」を公開しています。
具体的な修復方法は単純で「Mothers 05100 Mag & Aluminum Polish」(米Amazon価格5ドル。日本だと1700円)のような金属研磨剤を使って、傷がついた部分を磨くというもの。
画像だと確かに綺麗になっているようにみえますが、細かな穴や、ディスプレイ部分に研磨剤が入らないように注意する必要があります。DIY的な修理に自信がない場合、貴金属店や時計店で修正してくれる店を探すという方法もあるとのこと。
傷つきにくさでいうと、Apple Watch Sportで使われている7000シリーズのアルミ筐体の方が上らしいので、どうしても傷がつくのが嫌な方はそちらを検討するという手もあるかもしれません。
ちなみにステンレスに傷がつくといえば、裏面ステンレスだったiPodを思い出します。スティーブ・ジョブズは傷許容派でしたが、傷が嫌でケースを使っていた人が多かったのもまた事実です。