Apple期待の新型ウェアラブルデバイス「Apple Watch」。発売と同時に多数のApple Watch向けアプリがリリースされることが予想されますが、はたしてどのようなアプリが公開されるのでしょうか。
電気自動車テスラをコントロールすることができるサードパーティ製アプリ「Apple Watch for Tesla Car」を確認するとその可能性の一端を知ることができるかも知れません(MacRumors)。
Apple Watch for Tesla Carは、自動車の状態を表示したり、ドアロック、ビープ、ヘッドライトなどの制御を行ったり、温度や場所の表示などが表示が可能なApple Watch アプリです。アプリを公開したEleks Labsは、このアプリのソースコードをGitHubで公開すると共に、アプリ開発時に使用したWatchKit SDKに関する技術的な解説資料も公開しています。
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期待と限界
Eleks LabのMarkiyan Matsekh氏は、Apple Watchの発売を開発者にとって絶好の機会と捉えながらも、現段階でWatchKit SDKでできることは、Appleのキーノートスピーチで期待したほどではないと述べています。
例えば、加速度計、ジャイロスコープ、Bluetooth、スピーカー、マイクにアクセスできないといった様々な制限があり、エミュレーターだけで完全なアプリを開発するのはかなり困難をともなうということ。
とはいえ、iPhoneリリース後、アプリが爆発的に売れたことを考えならば、この困難を乗り越えてこそ得られるものがあるのかもしれません。Apple Watchが爆売れすれば、アプリゴールドラッシュが今回も?開発者の方は要チェックの情報だと思います。