世界中で1万7000台以上の感染が報告されているマルウェア「iWorm」対策として、Appleがマルウェア検出システム「XProtect」の定義ファイルの更新を行っていることが判明しました(MacRumors)。
以下のように定義ファイル「XProtect.plist」に「OSX.iWorm.A」、「OSX.iWorm.B」の定義が追加されていることが分かります。
ファイルのフルパスは「/System/Library/CoreServices/CoreTypes.bundle/Contents/Resources/XProtect.plist」なので心配な方は確認してみてもいいでしょう。
XProtectとは最近のSnow Leopard以降のOS Xに内蔵されているマルウェア検出システムで、基本的にSafari、Mail、iChatなどApple公式アプリでダウンロードしたファイルがスキャン対象。定義ファイルは自動で更新されます。
「iWorm」はもともと日本での感染例はあまり報告されていませんでした。この対策でより安全になったといえるかもしれません。