The Browser Companyが、「Arc」ブラウザのWindows 11版を一般公開しました。
ArcブラウザはmacOS版やiOS版が先行して公開されていて、垂直タブとブックマークを組み合わせた新しいサイドバーや、ナビゲーション用のコマンドバー、Web閲覧を効率化するさまざまな機能によって、革新的なWebブラウザとして注目を集めています。
Windows版はこれまで限られたユーザーを対象としたクローズドベータテストが続けられていましたが、現在は公式サイトから誰でも自由にダウンロードすることができます。
Windows版のArcは、Swiftを使用して構築されており、The Browser Companyは、SwiftをWindowsに導入するために6年以上を費やしてきたとのこと。メモリ安全なプログラミング言語であるSwiftで作られたArcがWindowsでリリースされたことで、他の開発者にもこの流れが広がる可能性がると期待されています。
Swiftを使っているにもかかわらず、Arc for WindowsのUIは自然で、Windows 11風のユーザーインターフェイスや使い慣れたメニュー、トグル、Micaマテリアル(より透明度の高いUIを求める人にはAcrylicもサポート)などが利用可能です。
Windows版は現在Windows 11のみをサポートし、Windows 10のサポートは今後追加されます。macOS版と同じ機能を追加するためのアップデートも計画されています。