Atom開発チームは11月12日(現地時間)、テキストエディタ「Atom」の最新安定版v1.2.0を公開しました(公式ブログ、窓の杜)。現在、Mac / Linux / Windows用の最新版インストールパッケージやソースコードをGitHubのリリースページからダウンロードすることができます。また同時に次期1.3系のベータ1.3.0 beta0も公開されています。
Atom 1.2.0では、日本語を含むCJK文字のソフトラップが正しく動作するようになったほか、 Electron 0.34.0へのアップデートや、カスタムパッケージテスト環境の追加、特定のファイルを読み込む際にクラッシュする不具合の修正、ツリービューの表示速度の改善やAPIの改良などが行われています。
またAtom 1.3.0-beta0では、起動速度の改善(20%〜30%高速化)や、Windows、Linux用のポータブルモードの追加などが行われています。
目次
CJKワードラップ
ワードラップ(ソフトラップ)はテキストの長さが指定幅より大きくなったときに折り返して表示する機能です。
以前バージョンでは日本語を含むとうまく機能していませんが…
1.2.0では正しく動作するようになっています。
ソフトラップは「Settings > Soft Wrap」で切り替えることができます。また「View > Toggle Soft Wrap」で一時的に適用することもできます。