Atom開発チームは2月9日、テキストエディタ「Atom」の最新版1.5.0をリリースしました。AtomはMac / Linux / Windowsに対応したマルチプラットフォームのテキストエディタで、最新版を公式トップページやGitHubのリリースページからダウンロードすることができます。
バージョン1.5.0では、CJK softwrap(日本語などの折り返し)の改良やマーカーインデックスのパフォーマンスの改善が行われ、OS X環境では新しいウィンドウを下方向にカスケード表示する機能が追加されています。
また自動更新機能を無効化する設定の追加や、release-noteパッケージの削除、ホームディレクトリにgit repoが含まれる場合に生じていたパフォーマンス問題も解決されています。
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Atom 1.6.0 beta0も
同時に次期ベータ版として1.6.0-beta0が公開されています。こちらは念願のBlock Decorations(ブロック装飾)や、Multi-pane API、Top/Bottom bars APIをはじめとした各種の試験的なAPIが導入されており、パッケージ制作者がより柔軟にAtomをカスタマイズすることが可能となっています。
これら機能の詳細は公式ブログで解説されていますので、気になる方はそちらを参照することをお勧めします(Hacker News)。