GitHubは11月23日(現地時間)、テキストエディタ「Atom」の最終版となる「Atom 1.63.1」を公開しました。Atomはマルチプラットフォームに対応したテキストエディタで、GitHubのリリースページから、Windows/Mac/Linux版がダウンロード可能です。
Atom 1.63.1のリリースノートは以下の通りです。
This is the last release of Atom. We will be archiving Atom and all repositories under the Atom organization on December 15, 2022.
これはAtomの最後のリリースです。2022年12月15日にAtomとAtom組織下の全リポジトリをアーカイブする予定です。
このバージョンが最後となり、12月15日にAtom関連のリポジトリがアーカイブされるとのことです。
Atom終了の経緯に関しては、6月に公開されたブログ記事で詳しく説明されています。
GitHubが8年前に開発を開始したテキストエディタ「Atom」は、マルチプラットフォーム対応のフレームワーク「Electron」を採用し話題となったものの、現在は後発である「Visual Studio Code」の人気が高く、GitHubが、Microsoftによって買収されたことも影響してか、Atomの開発は停滞します。
新しいクラウドツールの登場や、Atomコミュニティへの参加者の大幅な減少などもあり、開発終了の決定がなされたとのことです。
