Macには削除したファイルやフォルダを一時的に保存しておくことができる「ゴミ箱」機能が搭載されています。
ゴミ箱は、間違えて削除したファイルを元に戻すことができる便利な機能ですが、その便利さのおかげで不要なファイルがいつまでも完全には削除されず、空き容量が復活しない原因ともなります。
このゴミ箱の整理をユーザーに促してくれる、画期的なアプリが「BananaBin」です。
ゴミ箱が一定容量溜まってしまうと、ハエが発生し、マウスでハエを追い払うことができるというシンプルなアプリです。
現在ベータ版として提供されていて、ベータ期間中は無料で使用することができます。開発者のLeon Schrijvers氏によると、正式版は少額の1回限りの課金が計画されているとのこと。
以下使用方法を説明します。
目次
BananaBinの使用方法
BananaBinの実行ファイルは公式サイトからダウンロードできます(メールアドレスを入力する必要あり)。
BananaBinを実行すると、初回はアクセシビリティの許可を求めるポップアップが表示されます。
▲アクセシビリティとフルディスクアクセスの許可を与えたあと、アプリを再起動すると準備完了です。
その時点でゴミ箱に一定のサイズ以上の「ゴミ(ファイルやフォルダ)」が溜まっていると、Dockのゴミ箱アイコンの近くにハエが発生します。
▲マウスカーソルを近づけるとハエを追い払うこともできます。
▲「Settings > Threshold」でハエが発生する閾値を変更することができます。
- Janitor Mode: 10MB以上で発生。
- The Recycler: 1GB以上で発生。
- Garbage Hoarder: 10GB以上で発生。
できるだけ細かく管理したいという方は「Janitor Mode」を選択すると良いでしょう。
なおBananaBinは現在macOS Sonomaにしか対応していませんが、今後macOS Venturaにも対応する予定です。
タイトル | BananaBin | |
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公式サイト | https://bananabin.app/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7785-banana-bin | |
説明 | ゴミ箱の整理をうながしてくれるMac用アプリ。 |