LinuxやmacOSユーザーなら誰もがお世話になる標準的なシェル「Bash」。最近ではBash for WindowsとしてWindows 10環境でもBashが利用可能になり、ますます活用範囲が広がってきています。
Bashの大きな役割の一つは、ターミナルからのユーザーの入力を読み取ることですが、通常のスクリプト言語のようにさまざまな処理を自動化するスクリプトを作成することも可能です。
本日紹介する「Bash scripting tutorial」は、そのBashスクリプトの作成方法を一から解説するドキュメント。しっかりとバグの少ないプログラムを作成するための指針となるガイドが掲載されています。
チュートリアルは、シェルスクリプトの冒頭に記述するための謎の暗号(?)「Shebang」の説明から始まり、定数、変数等の説明に進みます。
外部コマンドの読み出し方やexitコードの扱い方、関数の記述法、スクリプトの名前の付け方まで実用的なテクニックが完結にまとまっています。
シェルスクリプトは、簡易的なプログラミング言語として、良いプログラムの書き方が議論されることが少ないプログラミング言語ですが、バグが存在すると甚大な被害を引き起こす可能性も多々あります。バグが少ないシェルスクリプトを書きたい方には参考になるサイトだと思います。