ドイツのセキュリティソフトウェア調査会社AV-TESTは9月28日、Windows 10のホームユーザー向けのアンチウイルスソフトを比較した2018年7月・8月期のランキングを発表しました(Softpedia)。
同社が行うテストは、システムの保護、パフォーマンス、ユーザビリティの3つのポイントに関し、それぞれ6点満点で評価するというもので、合計18点が最高となります。
その結果、期間中に最高得点の18点を獲得したのは、Avira、BitDefender、Kaspersky、McAfeeといったおなじみのベンダーのセキュリティ製品で、MicrosoftのWindows Defenderは17.5点でそれに続くトップクラスのスコアとなっています。
Windows Defenderのスコアは、パフォーマンスが5.5と最高の6点から0.5点低くなっていますが、それ以外のシステムの保護、ユーザビリティは6点満点を獲得しています。
Windows 10ではサードパーティ製アンチウィルスソフトをインストールしていない場合、Windows Defenderが自動的に有効となります。無料で利用できる組み込みのアンチウイルスソフトが好成績を収める事は、多くのユーザーにとって、望ましい結果といえそうです。