P2P技術を利用し、容量無制限のファイル同期を可能にしたことで話題のファイル同期ソフト、BitTorrent Sync最新版「BitTorrent Sync 1.1.27」がリリースされています(Forum)。
バージョン1.1.27では、バージョン機能、劇的なパフォーマンスとメモリ使用量の改善、バグフィックスが行われています。なお、1.1.27は、1.1.25以前のバージョンと互換性がないので、同期完了後にアップデートせよとのこと。
バージョン機能って?
気になるバージョン機能ですが、1.1.22で導入された機能らしく以下のように説明されています。
1.1.22 (June 28, 2013)
- Versioning. Changed file will be copied to .SyncTrash;
どうやら変更されたファイルが「.SyncTrash」というフォルダの中にコピーされる機能のようです
実際に試してみたところ、Macの場合「~/BTSync/.SyncTrash」というフォルダができていることが確認できました。同期中の他のマシンでファイルが変更された場合、変更されるたびに、ローカルファイルのコピーが作られているようです。
ビューアーやバージョン管理フォルダの容量を制限するためのGUIは今のところ存在しないようですが(?)、どんどん便利になっていきますね。今後に引き続き期待。