クラウド不要のP2P型ファイル同期ソフトBitTorrent Syncの最新版「BitTorrent Sync 1.3」がリリースされました(BitTorrent Blog、BitTorrent Forum)。自動アップデートで更新できない場合、公式サイトから直接バージョン1.3をダウンロードすることができます。
バージョン1.3の大きな変更点は、Windows Phoneをサポートしたこと。既にStoreで無料公開されています。
その他、フォーラムのアナウンスによると以下の変更が行われています。
- ピア、トラッカー、リレー間でTCP接続をサポート(UDPが使えないときに)。
- LAN検索中のピア、トラッカー感における不要なトラフィックの大幅な削減。
- case-insensitiveなファイルシステムの振る舞いの改良(リネームが正常に)。
- attributes(OS X)と、streams(Windows)サポートの拡張。
- 初期導入アシスタントの改善。
- Sync notificationsのりデザイン。
- 新しいアドバンスオプション: 外部(NAT)ポートが設定可能に。
- フォルダーインデクシングの最適化。
- ログローテーションの追加。
その他多くのバグ修正とUIの改良も。
最近オープンソースのファイル同期ソフト「Syncthing」が、リリースされて話題になりましたが、単に使用するだけなら、BitTorrent Syncのほうが一日の長があると思います。
クラウド型のファイル同期ソフトに不満がある方は試してみてはいかがでしょうか。