Mac用のバックアップソフト「Carbon Copy Cloner(CCC)」の最新版「Carbon Copy Cloner 6」が公開されました(9to5Mac)。CCC 6はmacOS Big Surに最適化され、最大20倍のパフォーマンスの向上や、ダークモードのサポート、バックアップ監査、スナップショットナビゲーター、タスクプレビューなど多数の新機能が追加されています。
macOSのFSEventsサービスとの統合により、Macのすべてのフォルダをスキャンして変更を確認する必要がなくなったことから、バックアップの更新は「最大20倍」高速化されています。
もう一つの大きな変更はダークモードを含むUIの刷新で、メインウィンドウの再編成や、コントロール、フォントサイズの調整、進捗状況、処理速度、転送速度の表示機能の追加などが行われています。
その他、以下のような機能が追加されています。
- スナップショットナビゲーター。古いバージョンのファイルを簡単に確認できる。
- CCCダッシュボード。メニューバーにスナップショットのディスク使用量が表示されるように。
- ソース上でファイルが変更されたときにバックアップを実行。
- タスクプレビュー。バックアップ前に確認。
- バックアップ監査。何がコピーされたか、なぜコピーされたかを確認。
- 比較する。コピー元とコピー先を視覚的に比較。
- 高度なファイル検証オプション。
- バックアップの一時停止。
CCC6の新規ライセンスは39.99ドル、アップグレード版は50%オフの価格です。また公式サイトから30日間利用できる無料試用版をダウンロードすることもできます。