Microsoftは10月18日(現地時間)、自社製のLinuxディストリビューション「CBL-Mariner 2.0」の月例アップデートを公開しました(Phoronix)。
CBL-Marinerは、WSLやAzureなどMicrosoftの社内でさまざまな用途で使用されているLinuxディストリビューションで昨年の公開以来、継続して更新が行われています。2022年初めにCBL-Mariner 2.0がリリースされ、その後は2.0に対する更新が行われています。
CBL-Mariner 2.0 October 2022 Releaseでは、Linuxカーネルライブパッチパッケージの自動生成サポートや、LVM用csi-driver-lvmの追加、unzipユーティリティの大きなファイルのサポート、blobfuse2のサポート、CBL-MarinerパーティションパーサにおけるUEFIサポート、同梱されるパッケージのCVEセキュリティ修正、Pythonパッケージの追加、その他多くの変更が行われています。
またアップストリームのソフトウェアの更新に追随し、より新しいLinux 5.15 LTSカーネルスナップショットへの移行やsystemdの更新、Wayland 1.21、Vim 9.0.0614やその他多くの日常パッケージのバージョンアップが含まれています。
CBL-Mariner 2.0 October 2022 Releaseの詳細はこちらで確認可能です。