Red Hat Enterprise Linux互換のLinuxディストリビューション「CentOS」が今年で15周年を迎えたことがわかりました(Phoronix)。
RHEL 2からフォークして作られたCentOS 2.0が公開されたのが2004年の5月で、CentOSはそれ以来RHELのソースからら再構築されたLinuxディストリビューションとして公開が続けられています。
公式ブログではこれを記念し、CentOSプロジェクトの創設者であるGreg Kurtzer氏をはじめとする主要なメンバーのインタビュー動画が掲載されています。
CentOSは途中リリースが滞り、プロジェクトの継続が危ぶまれる時期もありましたが、Red Hatが主要メンバーを社員として雇い入れるなどして結びつきをつよめ、その後は順調にリリースが継続しています。
CentOSは今後RHEL7のポイントリリースに追随するとともに、次期メジャーバージョンアップ版であるRed Hat Enterprise Linux 8.0への準備を進める予定です。