Red HatがRHELのソースリポジトリへのアクセスを制限することを決定し、大きな論争となっています。AlmaLinuxやOracleが声明を発表し、SUSEはRHELをフォークする方針を明らかにするなど、RHEL互換OSに関連したさまざまな動きがでているなか、CentOSプロジェクトが先週の金曜日に新しいコメントを発表しました(Phoronix)。
「Open To All」と題されたブログ記事の内容は以下の通りです。
Growing a community and making it easier for folks to contribute is a critical element of success. We are excited by the interest in working with the CentOS project.
コミュニティを成長させ、人々が貢献しやすくすることは、成功のための重要な要素です。私たちは、CentOSプロジェクトで働くことへの関心に興奮しています。
Since Spring 2023, the CentOS Board and members of the community have been working on a set of guidelines to help define what success means for CentOS and its deliverables. Building community and contribution has been a part of the guidelines from day one.
2023年春以来、CentOSのボードとコミュニティのメンバーは、CentOSとその成果物にとって成功とは何かを定義するための一連のガイドラインに取り組んできました。コミュニティの構築と貢献は、初日からガイドラインの一部でした
We are excited by interest from new contributors and look forward to working with them to improve the CentOS project, our collective SIG communities, and the Linux ecosystem overall.
私たちは、新しいコントリビューターからの関心に興奮しており、CentOSプロジェクト、集合的なSIGコミュニティ、そしてLinuxエコシステム全体を改善するために、彼らと協力することを楽しみにしています。
The CentOS Board of Directors
内容はあいまいで、ポリシーの変更など重要な決定事項は含まれていません。
Red HatがIBMに買収され、RHEL安定版と互換性を持つCentOS Linuxのリリースは終了しました。RHELの開発版をベースとしたCentOS Streamの開発が続いているものの、RHEL互換OSの需要は大きく、さまざまな派生Linuxディストリビューションの開発が行われています。
