Googleは9月27日(現地時間)、デスクトップ版Chromeブラウザの最新版「Chrome 106」をリリースしました(Chrome Releases)。
Chrome 106.0.5249.61(Mac/Linux)と106.0.5249.61/62(Windows)では、深刻度Highの脆弱性5件を含む、合計20件のセキュリティ脆弱性が修正されています。セキュリティ関連の修正の詳細はChromium Security Pageで確認可能です。
Chrome 106では、SerialPort BYOBリーダーのサポートが行われました。BYOB(Bring Your Own Buffer)リーダーは、Web SerialPort APIからストリームを読み込む際に、チャンクごとに新しいバッファを割り当てるのではなく、Web開発者がデータを読み込むバッファを指定すること可能とします。メモリ使用量の削減に加え、スクリプトでチャンク内の受信データ量を制御することが可能になります。
CSSの長さ単位「ic」のサポートや、Cookieのドメイン属性における非ASCII文字の非推奨化、Intl.NumberFormat v3 APIの導入、WebCodecsのdequeueイベントの追加なども行われています。
新機能の詳細はChrome Platform Statusで確認することもできます。
タイトル | Chrome 安定版 | |
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公式サイト | https://www.google.co.jp/chrome/browser/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7003-chrome-stable | |
説明 | Googleの開発するWebブラウザ。 |