Googleは12月5日(現地時間)、デスクトップ版Chromeブラウザの最新版「Chrome 120」をリリースしました
(Chrome Releases、Chrome Developers)。
Chrome 120.0.6099.62(LinuxとMac)、120.0.6099.62/.63(Windows)では、深刻度Highの脆弱性2件を含む合計10件の脆弱性が修正されています。セキュリティ関連の修正の詳細はChromium Security Pageで確認可能です。
Chrome 120では新しいセーフティチェック機能が導入されています。
この機能は「安全性に関連する問題がないかブラウザを定期的にチェック」し、チェック中に発見された問題についてユーザーに通知するという機能です。ブラウザが最新で、既知の脆弱性に対して完全にパッチが適用されているかどうか、ブラウザのパスワードマネージャーが危険なパスワードを使用していないかどうか、標準または拡張保護モードでウェブを閲覧しているかどうなどがチェック対象になります。
開発者向けの新機能としては、一貫した方法でクローズ リクエストを処理できるCloseWatcher APIの導入や、アコーディオンパターンを簡単に実装できる<details>要素、権限ポリシー違反レポートの導入などが行われています。
新機能の詳細はChrome Platform Statusで確認することもできます。
タイトル | Chrome 安定版 | |
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公式サイト | https://www.google.co.jp/chrome/browser/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7003-chrome-stable | |
説明 | Googleの開発するWebブラウザ。 |