Googleは3月19日(現地時間)、デスクトップ版Chromeブラウザの最新版「Chrome 123」をリリースしました
(Chrome Releases、Chrome Developers)。
Chrome 123.0.6312.58(Linux)、123.0.6312.58/.59(Windows、Mac)では、深刻度Highの脆弱性1件を含む合計12件の脆弱性が修正されています。セキュリティ関連の修正の詳細はChromium Security Pageで確認可能です。
Chrome 123では、Windows版のみに影響する変更として、アップデートを行うGoogleUpdate.exe
の名前とパスの変更が行われています。これまではC:\Program Files (x86)\Google\Update\GoogleUpdate.exeでしたが、C:\Program Files (x86)\Google\GoogleUpdater\VERSION\updater.exeに変更となり、フォルダが動的になったことで自動更新のブロックが困難となっています。
またChrome 122以降で米国の成人ユーザー向けに提供されている生成AI機能(タブオーガナイザーやテーマの作成機能など)が、公開範囲は同じままであるものの、一部デフォルトで有効になっています。
さらにタブのレジューム機能や、Chrome Syncの変更、パスワードの再使用検出機能の強化、セーフブラウジングテレメトリーの変更、プライベートネットワークアクセスの警告機能の追加などが行われています。
新機能の詳細はChrome Platform Statusで確認することもできます。
タイトル | Chrome 安定版 | |
---|---|---|
公式サイト | https://www.google.co.jp/chrome/browser/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7003-chrome-stable | |
説明 | Googleの開発するWebブラウザ。 |