GoogleのWebブラウザ「Chrome」のメモリ使用量が、現在開発中の「Chrome 55」で劇的に減少することがV8 JavaScript Engine 開発チームのブログにより明らかとなりました(V8 JavaScript Engine、MSPoweruser、Neowin)。
メモリ使用量の削減は、Chromeに搭載されているV8 JavaScriptエンジンのメモリ管理の効率化によるものとされています。V8チームはここ数ヶ月、近年のモダンなWeb開発パターンが適用されているウェブサイトにおけるメモリフットプリントの削減に成功し、ベンチマークでは平均でV8ヒープサイズの50%の削減に成功したとのこと。
Chrome 53と比較すると各種サイトでメモリ使用量が減少していることが分かります。
開発チームは512MB〜1GBの低容量のRAMを搭載したデバイスにおけるメモリ使用量の削減に取り組んでいて、公式リリースまでにさらに改良を行うことが計画されています。
V8チームがどのようなチューニングを行ったのか、詳細はブログでご確認ください。