現在Googleが公開しているWindows版のChrome Canary(Chrome 68)で、特定のフラグを設定すると、Chromeの上部のデザインが新しく刷新されることがわかりました(9to5Google)。
これまでのシャープな形状のタブから、丸みをおびたタブになり、背景がダークな色で描画されるとのこと。確認してみたところ、タブの背景の色は変更されませんでしたが、タブやアドレスバーの形状が丸みをおびた形に変更される事は確認できました。
実際に試す場合、Chrome Canaryのアドレスバーに「chrome://flags/#top-chrome-md」と入力し、「UI Layout for the browser’s top chrome」を「Refresh」に変更します。
GoogleはMaterial Designと呼ばれるデザインメソッドを自社のアプリやUIに適用し、見た目や操作感の統一を図っています。Material Designの仕様によると現在のChromeのデザインは"M1"と呼ばれ、リフレッシュ版は"GM2"と呼ばれているそうです。
Chromeのデザインがいつ完全に刷新されるのかは定かではありませんが、今後徐々に適用範囲が増えていくことになるのかもしれません。