Googleは今年の6月、64bit版Windowsに64bit版Chromeをインストールする場合のデフォルトインストールフォルダを「C:\Program Files」に変更する計画を明らかにしました。その後計画が進行し、8月2日の時点でChrome 85 Betaおよび、Chrome 86 Devのインストーラーにこの変更が適用されている事が判明しています(Techdows)。
64bit版のWindowsでは、64bit版アプリのインストール先ディレクトリは本来「C:\Program Files」が正解です。Chromeを含むChromiumベースのブラウザは「C:\Program Files (x86)」がデフォルトのインストール先となっていましたが、今回の変更によりこれが正規のフォルダに変更されることにります。
Googleは数日前に、Chromeのインストーラに変更を加えて、64bit版Chromeのデフォルトインストールフォルダを「C:\Program Files」に変更しました。この挙動は次期安定版Chrome 85に反映され、一般ユーザーも恩恵を受けることができるようになると思われます。
なおフォルダが変更されるのは新規にインストールした場合だけで、更新の場合は既存のフォルダが使われます。