Chromeの開発版であるCanaryおよびDevビルドでは、デフォルトで「カーソルブラウジング(Caret Browsing)」と呼ばれる機能が利用可能になっていることがわかりました(Techdows)。
カーソルブラウジングは、キーボードのカーソルキー等を利用して、Webページのリンクをナビゲートすることができる機能です。これまでは同機能を利用するために拡張機能をインストールする必要がありましたが、Chrome 86ではブラウザ本体に組み込まれ、F7キーを押だけで有効にすることができるようになっています。
またユーザー補助機能設定にはカーソルブラウジングを制御するための設定が追加されています。
「テキストカーソルを使ってページ間を移動する」という設定をオンにすると、デフォルトでカーソルブラウジングが有効となります。
その他Chrome 86では、新しいタブページのモジュール「NTP modules」や、Chromeをシークレットモードで起動するデスクトップショートカットを作成する機能(Windows版)、新規タブページで最も訪問されたタイルとして繰り返しクエリを表示することができる「Repeatable queries on the New Tab Page」機能など、いくつかの新機能のテストが行われている模様です。