Chromeで動作する「Amiga 500」のエミュレーターが公開されています(マイナビニュース)。
開発の経緯はFAQに詳しいのですが、Chromeの売りの一つであるPortable Native Client(C/C++コードをブラウザ内部で動かすことができる仕組み)の有効性をみせつける意図もありそうです(開発したのはGoogle従業員なので)。
Amiga起動後は、右側にある「First Demos」アイコンをクリックするといくつかのアプリを実行することができます。
「Chart」を実行してみました。1980年台後半のマシンですが、GUIが実装されていることに驚かされますね。Wikipediaによると次のように説明されています。
AmigaOSに搭載されたデスクトップ環境であるWorkbenchは、1985年の時点で先進的なカラー表示のウィンドウシステムを実現しており、これをGUIならぬMUI(Magic User Interface)と称した。プリエンプティブマルチタスクを実現した史上初のパソコン用OSである。
当時の先進的なシステムがブラウザの中で動かせるのは興味深いですね。