Googleが今秋よりChromeブラウザでFlashをデフォルトで無効化し、かわりにHTML5の使用を推進していく計画であることが、Chromium開発チームのディスカッションの内容より明らかとなりました(Softpedia、Engadget日本版)。
ただしChromeからFlash Playerの機能が完全に取り除かれるわけではなく、Webサイトに最初に訪問した際、Flashコンテンツを再生するかどうかを問い合わせるボタンが表示され、ユーザー自身の選択によって再生する手段は残されるようです。
またChromeの内部統計情報から選ばれたFlashを使用しているトップ10サイトはホワイトリストに登録され1年間の猶予が与えられます。
- YouTube.com
- Facebook.com
- Yahoo.com
- VK.com
- Live.com
- Yandex.ru
- OK.ru
- Twitch.tv
- Amazon.com
- Mail.ru
なおChromeブラウザーは2015年9月より広告等の目的で使われている重要でないFlashコンテンツをすでにデフォルトで無効化しています。
来たるべきFlashなき世界にそなえ、Flashを使っているWebサイトを運営している方は準備を進めておいた方が良いかもしれません。