今から2年前、Adobeは2020年末までにFlash Playerのサポートを終了することを発表しました。Googleもこれに対応し、ChromeのFlash非推奨化の作業を進めているなか、7月からはChromeのFlashサポートがデフォルトで無効化されることが分かりました(Flash Roadmap、9to5Google)。
7月に公開予定のChrome 76安定版では、Flash Playerは標準状態で完全に無効化され、Flashコンテンツの閲覧には、設定によるFlashの再有効化が必要となります。また設定で有効にしたとしても、サイト設定によってFlashコンテンツを明示的に許可する必要があるようです。
さらにFlashのサポートが2020年の12月に終了することを警告する情報がタイトルバーの下に表示されるようになる見込みで、現在Chromium Gerritソースコード管理システム上で作業が進められています。
Webブラウザを不安定にする要素として悪名の高かったFlashコンテンツですが、いよいよ終了時期が近づいているようです。